ビットコインと言うのは、日本銀行のような通貨を発行する中央銀行が存在せず、ピアーツーピアーの取引によって送金することができます。
そんなビットコインですが、外国人労働者が母国にお金を送金するときに活用することで、すごくメリットを得ることができると考えられます。
というのも、ピアーツーピアーでの取引ですから間に仲介するものがなく直接お金のやり取りができるため、取引手数料と言うものがほとんど発生しなくなるからです。
普通だったら、日本から海外に送金するときと言うのは、銀行を介してお金が動います。その時に、莫大な手数料を銀行にとられてしまいます。
仮に1万円を海外送金しようとしたときは、4,750円もの手数料が発生してしまうため、実際に送金した金額の半分しか母国へ仕送りすることができません。
海外からせっかく出稼ぎに来て稼いだお金なのに、半分が銀行にピンハネされるわけですから、手数料が安い方法で送金できるに越したことはありません。
少額決済であれば、ペイパルで送金する方法もありますが、双方がアカウントを持っていなければなりませんし、これも中間業者を介しているわけですから手数料が発生しています。
結局は送金に手数料がかかるのであれば、いかに安く抑えることができるのかが問題となり、手数料が安くて利便性の高いビットコインがこれから普及してくることは容易に予想ができるでしょう。
これからの外国人労働者の状況とビットコインの有用性
管理人が住んでいる地域は瀬戸内海の沿岸部であるため造船所が数多くあり、そこには外国人労働者が出稼ぎに来ています。
特にフィリピンやインドネシアなどの東南アジアからきている人が多く、母国に残した家族の生活費を稼いで実家に仕送りを送っているわけです。
また、働く場所と言うのは造船所だけでなく、スナックであったりパブだったりするわけです。管理人が以前行ったことのあるスナックにもフィリピンから出てきた人が働いていました。
そのスナックに何回か通った時に、母国からそこで働いていたフィリピン人の母親が遊びに来ていましたが、日本のことをすごく好意的に感じていて、母国にいる自分の娘はどうか と誘われてしまいました(笑)もちろん断りましたけどね(^^;)
まぁ、それだけ日本と言う国は外国人からしたらお金を持っている民族であり、そこで働くことで母国に残した家族を養えるだけの収入があるということでしょう。
日本経済を考えたときには、福祉サービスやコンビニ、居酒屋の夜間の仕事と言うのは人手が足りません。
Amazonなどのネット通販が普及してきたために、宅配業者も深刻な人手不足であり、クロネコヤマトの宅急便もブラック企業化しているという話もあります。
だからこそ、こういった労働力を海外から安く受け入れるということは日本社会を活性化するためには大切なことだと感じます。
政府としては外国人労働者の受け入れに対して、どういった対応をとるのかは分かりませんが、日本経済の活性化を考えれば外国人労働者と言うのは増えてくる可能性は高いでしょう。
そうなったときに、お金の送金手段と言うのはどういうものが使われるようになるのか?
ビットコインの認知度がどんどん高まってきて、普通に世間で活用されるようになるのではないでしょうか。
この可能性に関しては現段階では管理人の意見ですのでどうなるのかは分かりませんが、この部分も勉強していって理解度を深めていけたらと思います。
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