― サイト設計で9年遠回りした実体験 ―
はじめに:勉強しているのに、なぜ前に進まないのか
「ノウハウは十分に集めたはずなのに、なぜか前に進めない」
サイトやブログを作っている人から、よく聞く言葉です。
私自身も、まさにこの状態に長くハマっていました。
SEO、ライティング、導線設計、収益化。
学べば学ぶほど、
- どれが正しいのか分からない
- 今やる判断が怖くなる
- 「もっと良い方法があるのでは」と手が止まる
という状態になっていったのです。
ノウハウが増えるほど「判断」は難しくなる
一見すると矛盾していますが、
ノウハウが増えるほど判断は難しくなります。
理由は単純で、
- 選択肢が増えすぎる
- 正解が複数あるように見える
- 失敗例も大量に知ってしまう
からです。
その結果、判断基準が
「自分の設計」ではなく
「誰かの成功例」になります。
私が9年間ハマっていた状態
当時の私は、
- 記事を書く前にノウハウを探す
- 設計を決める前に事例を集める
- 実装する前に「もっと良いやり方」を探す
というループを繰り返していました。
一見、真面目に取り組んでいるようで、
実際には 判断を先送りしていただけ でした。
判断できない本当の原因は「情報不足」ではない
多くの人はこう考えます。
「まだ知識が足りないから決められない」
しかし実際は逆です。
- 判断の軸がない
- 設計の優先順位がない
この状態でノウハウを増やすと、
判断不能が加速します。
判断の軸がないと、AIを使っても迷走する
AIを使えば一気に楽になる。
そう思っていた時期もありました。
しかし、判断の軸がない状態でAIを使うと、
- A案も良さそう
- B案も正しそう
- C案も否定できない
という「選べない地獄」に入ります。
AIは答えを出してくれますが、
選ぶのは人間です。
ジョグタイムで初めて「判断」を優先した
転機になったのが ジョグタイム でした。
完璧なノウハウを集めるのをやめ、
「今の自分が判断できる範囲」で設計し、公開しました。
結果、
- 修正点が見える
- 改善ができる
- 実務が積み上がる
という好循環が生まれました。
判断とは「正解を当てること」ではない
ここで大きな勘違いがありました。
判断とは
正解を当てることではありません。
- 今の前提で
- 今の目的に対して
- 採用する/捨てるを決める
これだけです。
ノウハウより先に必要なのは「判断の軸」
だから今は、
- ノウハウ → 判断
ではなく - 判断 → ノウハウ
の順番を強く意識しています。
この考え方は、
サイト設計・記事設計・AI活用すべてに共通します。
この実務を支える考え方
このサイトでは、
- 判断の軸を整理したページ
- 判断を成果に回収するページ
を用意しています。
ノウハウを増やす前に、
一度立ち返ってもらえればと思います。
おわりに:集めるより、決める
ノウハウを集めること自体は悪くありません。
問題は、「決めない理由」にしてしまうことです。
決めて、作って、直す。
このループに入った瞬間から、サイトは動き出します。

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