今回の実践ログでは、
・GA4
・Google Tag Manager
・Search Console
を使い、
「思想 → 行動 → 数値 → 改善」
を可視化する設計を実装しました。
目的は明確です。
感覚で判断しないため。
設計を語るなら、
数値を取らなければいけない。
今回はその具体的な実装ログを残します。
実装目的の全体設計
今回計測したのは、次の3点です。
- トップページの無料PDF CTAクリック数
- サンクスページ到達率(登録完了)
- 思想ページ読了率(50%→90%)
これは単なるアクセス解析ではありません。
売上逆算モデルの基礎データ取得です。
フェーズ1:無料PDF CTAクリック計測
なぜ計測するのか?
多くの人がやらないこと。
「CTAがどれだけ押されたか」
を正確に把握していない。
しかし、設計視点ではここが出発点です。
トップPV 1,000
↓
CTAクリック 100(10%)
↓
登録完了 30(30%)
この構造が見えなければ、改善できません。
実装内容(GTM)
- トリガー作成
→ クリック – リンクのみ
→ 条件:Click URL に /lp/ またはPDF申請リンク含む - タグ作成
→ GA4イベント
→ event_name:cta_pdf_click - パラメータ設定
page_location
click_text - GA4でカスタムイベント確認
取得したい指標
・CTAクリック率(クリック数 / ページ表示数)
・CTA別パフォーマンス比較
ここで思想が入ります。
CTAはコピーではなく思想の出口。
思想が弱ければクリックされない。
フェーズ2:サンクスページ到達計測
なぜ必要か?
クリック数だけでは不十分。
本当に重要なのは
「登録完了率」
です。
実装方法
方法は2つあります。
方法① サンクスページURLで計測
GTMで
トリガー:ページビュー
条件:Page URL contains /thanks-pdf/
GA4イベント
event_name:pdf_registration_complete
方法② GA4のコンバージョン設定
- 上記イベントをGA4で確認
- 「コンバージョンとしてマーク」
これで
✔ 登録完了数
✔ コンバージョン率
が可視化されます。
判断設計ポイント
もし
CTAクリック 100
登録完了 20
なら、
問題はCTAではなくLP。
ここを分解できるかどうかが設計力。
フェーズ3:思想ページ読了率設計
ここが今回の核心です。
なぜ読了率を取るのか?
思想ページは
「売らないためのページ」
です。
でも、
ここを読まない人は
将来的に売れません。
だから、
読了率を数値化する。
実装内容
1. GTMでスクロールトリガー設定
トリガータイプ:スクロール距離
縦方向
50%
75%
90%
2. GA4イベント設定
event_name:
scroll_50
scroll_75
scroll_90
パラメータ:
page_path
読了率の設計思想
読了率は単純ではありません。
本当に知りたいのは
「50%以上読んだ人のうち、何%が90%まで読んだか」
です。
つまり、
scroll_90 ÷ scroll_50
これが
思想共鳴率
です。
例:
scroll_50:200人
scroll_90:80人
読了率 = 40%
この数値が高いほど、
思想が刺さっている。
低ければ、
・文章が長い
・構造が弱い
・導入がズレている
可能性があります。
フェーズ4:Search Consoleとの接続
思想ページの
・表示回数
・CTR
・掲載順位
を分析。
もし
表示はあるがCTRが低い場合、
タイトルが弱い。
表示自体が少ないなら、
内部リンク設計が弱い。
数値を売上へ接続する
ここからが設計です。
例:
トップPV 2,000
CTAクリック率 12% → 240
登録率 35% → 84
教材成約率 5% → 4人
単価 29,800円
売上 119,200円
このモデルを逆算すると、
どこを改善すべきか明確になります。
実践で見えた課題
今回の実装で気づいたこと。
✔ 思想ページ読了率は想像より低い
✔ CTAクリックはコピーに依存する
✔ 登録率はフォームUIで変わる
つまり、
設計 × 体験 × 数値
の統合が必要。
思想と計測の統合
多くの人は
思想を語る
でも計測しない。
あるいは
数値を追う
でも思想がない。
本来は両方必要。
思想は方向
数値は修正装置
この二つが揃ったとき、
サイトは事業になります。
行動ワーク
この記事を読んだら、
① CTAクリックを計測しているか確認
② サンクス到達率を可視化
③ 思想ページ読了率を取得
④ 読了率から文章改善仮説を立てる
ここまでやって初めて
設計者です。
今後の改善予定
・CTA別ABテスト
・スクロール+滞在時間の複合分析
・読了率と購入率の相関分析
・ヒートマップとの統合
ここまでやります。
まとめ
今回の実践ログは、
単なるGA4設定ではありません。
「売上に接続する数値設計」
です。
設計とは、
思想と数値をつなぐこと。
これからも、
感覚ではなく構造で進めます。

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