ビットコインはハードフォーク問題でどうなるのか?

ビットコインの価格が3月18日(土)の昼頃を境に急落してしまいました。

実はこの日は福山市西部市民センターにて「仮想通貨セミナー」を開催していて、ビットコインが今後も価格上昇を続けていくために保有しておいた方がいい、という話をして、【 ビジネッツ-bizinets 】も参加しているマイニング事業の案内もしてきたところでした。

終わってひと段落してビットコインの値動きをみていくと、価格が急落しているのです。

その理由を調べていると、ネット上ではすぐに情報が上がっているので、ビットコインがハードフォークをするかもしれないという情報による影響だということが分かりました。

ビットコインのハードフォークと言うのは、どういうことか分からなかったので、調べてみました。

簡単に説明しますと、ビットコインというのは基盤としている技術にブロックチェーンがあります。

ブロックチェーンと言うのは取引台帳のようなブロックを、過去から鎖でつないでいくことを指しているのですが、ブロックチェーンによって不正ができないような仕組みになっています。

そして普通はブロックからブロックへの鎖は一つしか出ないのですが、これが2つに分裂する、ということが、『ハードフォーク』です。

過去に仮想通貨で一度ハードフォークが起きた事例があり、それがイーサリアム(エセリウム)でした。

イーサリアムは、現在イーサリアムとイーサリアムクラシックが存在しています。

このように、ビットコインも、ビットコインコア(BTC)とビットコインアンリミテッド(BTU)に分かれるという議論になったのです。

もし分裂した場合にどうなるかと言うと、現在持っているビットコインがビットコインコアとアンリミテッドに1対1で分かれることになります。

分裂したときに、ビットコインの価格の70%をコアがとり、残りの30%がアンリミテッドがとる。

そうであれば、結局合計すれば今のビットコインの価格と同じになるのですが、実際は取引所が対応できるのかどうかが問題になったために、ビットコインを現金に換えようとする動きが強まり、結果的にビットコインの価格が下がったと考えられるわけです。

ということは、ビットコインを取引所の中で保有しておくのはリスクが高くなります。

どうしてかというと、ビットコインを保有している取引所が、仮にビットコインコアのみを取り扱い、アンリミテッドには対応しなかった場合は、ビットコインが分裂したものが存在していたとしてもどうすることもできなくなってしまうからです。

例えて言うならば、銀行に預けておいたお金が分裂して、片方しか取り扱いをしていないために、片方しか引き出すことができずに残りは宙ぶらりんの状態になってしまうようなものです。

それを避けるためには、現金を財布の中に入れておくことが最適であり、事態が落ち着いてから、もともとの現金を分裂したそれぞれのものに変えてもらうのがいいという考えになりますよね。

そういう理由から、ビットコインを現金がしていったわけです。

ただ、現金化しなくてもCOPAYなどのビットコインウォレットに移しておくことも一つの方法です。

分裂したとしてもビットコインコアとアンリミテッドの両方が値上がりすれば、別に今までと問題ないわけですから、事態が落ち着くまでは専用のビットコインウォレットに移しておくだけでも十分なはずです。

そして、短期的に売買するからすぐに何とかしようと動くわけで、長期的に見た場合は値上がりをしていく可能性が高いわけですから、相場の変動に一喜一憂せずに腰を据えておけばいいだけなのです。

そういう点で言えば、ビットコインを購入して持っておくだけだと、相場の変動を気にしがちですが、マイニングによって日々収益が入ってくるわけですから、気にしなくてもいいのです。

ですので、ビットコインで資産運用するのであれば、マイニング事業に投資をしていくことをオススメします。

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