仮想通貨のHYIP(ハイプ)案件と詐欺に引っかかる人の特徴

HYIP(ハイプ)案件という言葉をご存知でしょうか?

HYIP(ハイプ)と言うのは、「High Yield Investment Program」の頭文字をとってハイプと呼んでいるわけですが、すごく高利回りを謳った投資案件のことを言います。

日本の銀行預金の利回りと言えば、0.001%というようにほとんど0に近く、あってもないようなものです。

それに対してHYIP案件というのは、1日に1%ということを言っているわけです。

1日1%の利益率であれば、1年間で言うと365%ですから、年間で資産が3倍強に増えるわけです。

本当にそんなのが続けば夢のような話ですが、そんなことが続くわけがない。

ということで、HYIP(ハイプ)案件に手を出してしまう人の特徴を考えてみたいと思います。

HYIP(ハイプ)案件に手を出すのは、変な夢を見ている大バカ者

まず、HYIP案件と言うものが出回っていますが、はっきり言って詐欺の要素が満載です。

普通に考えれば分かると思いますが、相当利回りがいい案件であっても年利10%を超える程度でしょう。

不動産投資で、よほど運良く低価格で物件を購入できて、上手にリノベーションして家賃を高めに設定した状態で満室をキープできれば年利20%行くかもしれませんが、よほど腕と運が良くないと難しいでしょう。

そういった経験もなく、人に勧められるまま「100万円を投資したら毎日1万円ずつ配当が得られて、来年には3倍になって返ってくるらしいよ。」とそそのかされて手を出してしまうわけです。

購入した土地が新しい道路が作られるということで地価が3倍以上の値上がりをみせることがありますが、それは後にならないと分からない事であり、安定的に入ってくるはずの配当でそこまで高い報酬を払うというのは普通に考えてあり得ません。

では、仮想通貨のHYIP案件でこれまで流行っていたものと言うと、D9やビットリージョンというものがありました。

ビットリージョンに関しては、1月の段階ですでに引き出しができない状態になっているという話も出ているわけで、資金を回収する前に運営側がトンズラしてしまい結局お金が戻ってこないまま泣き寝入り状態になるわけです。

こういう人と言うのは、一獲千金を夢見ており「楽して儲けたい」という気持ちが強いのだと思います。

あとは、自分の頭で考えることを止めた人ですかね。

先ほども説明したように、普通に考えたらおかしな話なんです。

そういったことも考えもせずに、人の意見をそのまま鵜呑みにしてしまうから詐欺に引っかかってしまう。

だからこそ、自分の頭で物事を考えていく習慣を身につけることが自分の身を守るためには大切なことなのです。

自分の頭で考えたことがすべて正しいわけではないでしょうが、考えなければ改善させることもできませんし成長はないでしょう。

あえて詐欺と分かりきった上でHYIP案件に参加する人もいる

とまぁ、詐欺に引っかかって途方に暮れている人に対して「大バカ者」という表現をして追い打ちをかける、というか火に油を注ぐ表現をしてしまいましたが、HYIP案件に参加する人にも詐欺だと感じたうえであえて参加する人も中にはいます。

それは、早い段階で情報をもらった人が、最初に参加して利益を回収する目的で始める場合です。

HYIP案件はいずれ飛んでしまうといっても、すぐに飛ぶわけではありません。

詐欺集団もお金を集める必要があるわけですから、参加者が増えて資金が集まってくれないといけないわけです。

だからこそ、最初に参加して高利回りでの配当を受け取ることで初期に投資した費用を回収してしまえば、後はすべて利益になるのですからおいしい話でもあります。

このように、あえて活用するという人もいることは知っておいてもいいかもしれません。(オススメはしませんが・・・)

詐欺に引っかからないためにも、勉強をしてしっかり考える習慣を

今回は詐欺に引っかかりやすい人の特徴を辛辣な意見として書いてみました。

自分もそうかもしれないと思った場合は、しっかりと考える習慣をつけてくださいね。

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