ビットコインが2017年3月現在、1BTC14万円台に高騰してきました。
今年最初に15万円まで上昇しましたが、一時的な値動きですぐに10万円台に下落しましたが、今回は堅調に価格が伸びてきています。
実は、2月24日(金)にトランザクションの未処理数が10万を超えてしまって、そのことによって一時的に値段が下がりました。というのも、取引数が増大すればトランザクションの数が多くなってしまい、ビットコインのトランザクションが許容を超えてしまうことでフリーズしてしまうことが懸念されたからです。
しかし、思いのほかビットコインの価格は大きく下がらず、すぐに上昇に転じていきました。そして、翌日の土曜日にはトランザクションの未処理数が下がり、通常の水準に戻ったのです。
どうしてそんなことが起きたのか?そこを突き詰めて考えていくことで、ビットコインの底力を知ることができるので、掘り下げていってみましょう。
ビットコインが大崩れしなかった原因とは?
トランザクションの未処理が1日たっただけで解消されて通常通りになったのにはちゃんとした理由があります。
ビジネッツ-bizinetsでは仮想通貨やビットコインに対する情報のアンテナを張っているため、とある情報筋から情報を得ることができました。
それによると、「マイニング報酬の報酬レートを上げてマイナー側へのメリットを大きくすることでトランザクションの処理を促し、未処理だったトランザクション数を通常まで戻した」ということです。
これはどういうことかと言うと、ビットコインのマイニングで得られる報酬額を増やすことで、トランザクションの処理を行わせたと言っていいでしょう。
どうしてこのことが分かったのかと言うと、ビットコインの特性上、インターネット上で相互監視しているわけですから、マイニング会社にどれだけのマイニング報酬があるのかを誰でも確認することができます。
その中で得られた実際に得られるはずのビットコインよりも多めにマイニング報酬を得ていることから、マイニング報酬自体が上がっているのではないかと判断した結果です。
ここで疑問に思うのが、ビットコインの総数は決まっているのにどうして報酬額を上乗せすることができるのか、ということです。あくまで推測ですが、報酬で上乗せされた分というのは、取引時の手数料分が上乗せされたと考えればいいでしょう。
このことによって、ビットコインのリスクの一つである「トランザクション数が増加したことによる処理問題」が解決できる見通しがたったわけです。
今回の件は、ビットコインの優位性を証明するひとつの出来事になったわけですね。こういったことも、データは公開されているわけですから、しっかりと裏どりをすればビットコインがいかに将来性のある通貨になりえるのかということについて深く知ることができます。
まだまだ仮想通貨・ビットコインについて知らない人が多いので、今後の技術革新の波に乗り遅れることなく生きていくために、しっかりと知識を深めていく必要があるでしょう。
3月18日(土)に同会場の第2学習室にてセミナーを開催します。
仮想通貨やフィンテックについて知識を深めるためにもぜひとも参加してみてください。
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