人が真剣に行動するためには?無料の情報で成功者が少ないワケ

インターネットが発達し、スマートフォンも普及してきた中で、情報社会が一層進んできました。

ほとんどのことがインターネット上で調べれば分かるようになってきたわけです。

料理の献立やレシピもインターネットで調べたらすぐに出てくるし、買い物もインターネットがあれば可能になりました。

身体の調子が悪くなると、まずは自分で調べてから病院に受診して、先生が診断する前に自分が勝手に診断した病名かどうかを質問することもあるようです。

患者さんもインターネットで相当な知識をつけているので、お医者さんも下手なことは言えなくなっているようです。

このように、今の時代は情報が溢れており、ビジネスやお金を稼ぐ系の情報も無料で手に入れることができますし、無料の情報だけでも十分に稼ぐことができます。

実際に無料の情報をしっかりと読み込んで分析して真似していったら稼げるようになった、という話を耳にします。

ただ、同じように無料の情報がインターネット上にありながら、成功できる人と成功できない人が存在します。

この二者の違いについて考えてみましょう。

無料の情報で成功できない人は情報の価値を低く見ているから

人間が行動をするときには2つのパターンがあると言われています。

一つは「快楽を求める」ために行動する。

二つには「苦痛を避ける」ために行動することです。

快楽を求めるための行動というのは、「海外旅行に遊びに行くためにお金を稼ぐ」というようなことです。

苦痛を避けるための行動というのは、「借金で苦しんでいるのでお金を稼いで返済したい」という気持ちから出てくるものなどです。

この2つのどちらが行動するモチベーションになりやすいかというと、「苦痛を避ける」ための方が行動に直結しやすいのです。

想像したら分かりますが、「海外旅行でのんびりしたい」というのと、「借金苦から解放されたい」というのとでは、切羽詰まった感じが全く違いますよね。

夏休みの宿題じゃないですが、人間というのは切羽詰まらないとなかなか行動に移れないものです。

だからこそ、無料で何かの情報を得たとしても、そこまで熱心に取り組まないし価値を感じていないことが多いです。

だからこそ、わざと高額な値段設定をしておいて、購入した人が元をとろうという気持ちになって真剣に取り組むよう促していることがあります。

コンサルタントを始めたときに最初はモニター募集として無料で引き受けたのですが、無料だとクライアントさんが真剣になりにくく、行動に繋がらないということがありました。

せっかくコンサルしても効果が薄いわけです。

ですので、相手に結果を出してもらうためにもあえて値段をつけてみる、ということが大切です。

とはいえ、お金をもらうからには料金に見あった価値を提供することが大切です。

自分に対するモチベーションアップと、クライアントに対するモチベーションアップの効果を狙って有料でビジネスを進めてみるといいかもしれませんね。

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