ビットコインなどの仮想通貨を資産分散の一つとして持つときにどのようにしたらいいのでしょうか?
「毎日1%の配当がありますよ」
とか、
「1年間で資産が3倍以上になります」
といった類のものはまず怪しいので、警戒してきちんと調べる必要があります。
そんな高利回りを謳っている案件というのは、ハイプ(HYIP:High Yield Investment Program)案件と呼ばれていますが、現在インターネット上で様々な形で溢れかえっています。
「そんなの知らない」という人は、そこまで情報のアンテナをたてていないだけであって、実際にHYIP案件に手を出してしまい、支払いが止まってしまって資産が溶けてしまった、、という人も中にはいます。
ビットコインを始めとした仮想通貨と言うのはこれから伸びてくると言われている金融産業ですが、まだまだ情報が確立していないために、詐欺的な案件が増えているわけです。
ビットコインなど仮想通貨を投資としてもつとしても、株式のように長期的な視点に立って持つことがいいように思います。
信用取引のようにレバレッジを利かせたり、デイトレードのように短期での運用は「 投機 」というものです。
金に資産分散するのと一緒で、現在の通貨の価値が下がったとしても変わらない価値を持っているものに資産の一部を変えておくという視点がいいでしょう。
その上で、仮想通貨の価値が値上がりすれば、値上がり益を得ることができる、という考えであれば、無理な投資をすることもありません。
投資はあくまでも自己責任ですが、大きな失敗をしないためにもこうした考えが大切だと思います。
ビットコインなど仮想通貨の市場を見る
仮想通貨の市場と言うのは株式市場に似ており、日々価格の変動が起きています。新しい仮想通貨もどんどん生まれてくるわけですが、市場で流通する可能性が高いものがいいでしょう。
前までは、ビットコインやイーサリアム(エセリウム)など一部の仮想通貨しか伸びて来ないのではないかと考えていましたが、これからは用途に応じた仮想通貨が使われるかもしれないと思っています。
そういう意味で、何種類かの仮想通貨に対して資産分散をしておけば、一つだけの値動きに一喜一憂することなくリスク分散することができるでしょう。
また、株でいうところのIPO(未公開)株のような要素も持ち合わせているわけですから、価格が安い時に少額でも資産を分散させておけば、そこに大きなメリットが生まれます。
イーサリアム(エセリウム)で言えば、ここ2年間で約300倍になっています。
10万円投資していた人は、3000万円になったということです。
これだけの高い伸び率は他の投資ではほぼチャンスを得ることは不可能であり、少しだけ分散して入れるだけでそれが大きなリターンになる可能性があるのです。
これはあくまでも結果の話ですので、すべての仮想通貨がこのような値上がりをするとは限りませんし、市場で流通することなく価値をなくしてしまう可能性もあるでしょう。
だからこそ、仮想通貨の存在価値をしっかりと見極めていく必要があります。
では、どのように選んで行ったらいいのでしょうか?
仮想通貨を選定するときの考え方
仮想通貨の案件を選定するうえでの明確な基準と言うものはないでしょう。
ただし、情報をきちんととっていく必要があります。
まず、どのようなメンバーがその仮想通貨に携わっているのか?
その仮想通貨のプロジェクトはどのような目的をもってスタートするのか?
そして、それによって世の中にどれだけの効用があるのか?
このあたりが選定するうえでの判断の基準として持っておくべきことではないかと思います。
そのためには勉強していかなければいけませんよね。
きちんとしたマネーリテラシーをもって、情報をうまく活用していきましょう。
広島県の福山市で定期的に勉強会を行っていますので、コチラからご参加ください。
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