コンサルタントとビジネスの会話をしてアイデアを創出する方法

コンサルタントのパートナーと会話をしていてビジネスで新しいアイデアを出していくときに効果的な方法がありました。

現在、コンサルタントとして関わっているクライアントの中にジャズバーを経営している人がいます。

インターネットの検索エンジンから集客を試みるときに、ジャズだけで集客するのは少し弱く、アプローチするためのターゲットも限られてきます。

ジャズバーにはすでに常連客はいるのですが、新規顧客を開拓することが難しいということで悩んでいました。

そこで、もう少しターゲットを広げてアプローチするにはどうしたらいいのかを考えていました。

クライアントからは特にやりたいことや方向性についての明確な指針はなく、コチラにお任せの状態になっているのですが、まずは本人がやりたいこと・行動したくなることでなければ継続することは難しいので、興味があるものを引き出すためにも様々な案をあげていく必要がありました。

そもそものキーワードであるジャズバーだと検索ニーズとしては弱い、というのはパートナーも共通認識であったわけです。

実際にGoogleトレンドで調べてみても焼き肉屋さんと比較してジャズバーの検索は明らかに少なかったです。

ただ、そこで終わってしまっては次に進まなくなります。

大切なのはアイデアを出すときに考えないといけない次の一歩は、「~だからどうするのか?」ということ!

そこをしっかりと頭を使って考えることで面白いアイデアが生まれてきます。

では、アイデアを絞り出すためのきっかけとなる思考方法についてみていきましょう。

自分のメインのキーワードに関連のないキーワードを掛け合わせてみる

ジャズバー自体で検索する人は少ないので、他のキーワードと重ねることで検索の窓口を広げていくことを提案することにしました。

そもそものジャズバーという検索キーワードに加えて、他の検索キーワードでも引っかかるようにしていく。

そのための企画を考えていく必要があるわけです。

環境を変えてみる

まずはアイデアを出していかなければなりませんが、ここは真剣に悩んでもなかなか名案は浮かんできません。

むしろ、ざっくりとした状況でリラックスしている状態の方がアイデアは浮かんできやすいものです。

真剣に作業場にこもってアイデアを考えていくと、どうしても行き詰ってしまいますが、しっかりと考えても答えが出ないときには環境を変えてリラックスしてみることで急にアイデアが浮かんできたというのは良くある話です。

この部分を心がけるといいでしょう。

ただし、何も考えていないのに急にアイデアは浮かびません。

日頃から常に考えていて、その状態でリラックスした雰囲気に環境を変えることが大切ということです。

とはいっても、もっと簡単に考え方を切り替えることができればいいですよね。

そこで、次の考え方を参考にしてみてください。

適当にしょうもないことでも意見を出しまくる

『しょうもないこと』をたくさん言葉にして出していくのが味噌です。

考え方のベースですが、「ジャズバー+○○」という具合にキーワードを出しまくって当てはめてみます。

今回のジャズバーの件で言うと、「ジャズバー+墓石屋」という具合に出しました。

全く関係のない分野ですが、この状態で何がコラボできるのかを考えだしてみるのです。

この場合、お葬式や法事の時にしんみりした音楽ばかりを流すのではなく、故人が喜ぶのは遺族の笑顔であり悲しむよりも明るく前を向いてほしい、という気持ちを込めてジャズを流すのはどうかという話になりました。

他には「お坊さんが葬式や法事の時にジャズを演奏する、という企画で『坊主ジャズ』なんていうのはどうか?」という話になりました。

実際にバカげたことかもしれません。

しかし、このようなバカげた話の中に将来性のあるものが眠っていると考えた方がビジネスを楽しく取り組めるでしょう。

ビジネスのアイデアを創出する方法まとめ

今回は、新しいビジネスを考えていくときのアイデアを創出する方法について述べてきました。

この方法がすべてというわけではなく、考えるときのきっかけとなるアイデアを抽出する方法のひとつと受け取ってもらえたらと思います。

将来を大きく変えるようなアイデアと言うのは、会議室で仏頂面して話をしている中から生まれるのではなく、喫茶店などでざっくばらんに意見を言い合える状況で生まれてくるものだという視点を持っていけたらと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次