ビジネスで目標達成のために使うPDCAサイクルを効果的に使う方法

ビジネスをしていれば聞いたことのある単語に「PDCAサイクル」というものがあります。

PDCAというのは、「Plan」「Do」「Check」「Act」の単語の頭文字をとっているのですが、日本語にすると、「計画を立てて実際に実行し、行ったことに対して確認を行い次の行動につなげていく」というものです。

あらゆる職種や業態で使われているし、本屋に行けばPDCAサイクルに関する本もたくさん見かけます。

PDCAサイクルだけで1冊の本になるわけですから、突き詰めて考えていくと奥が深い思考方法だと思いますが、実践で使えないと意味がありません。

ここでは、細かいことは言及せずに実践としてPDCAサイクルを効果的に使う方法について考えていきます。

目標を達成するためにPDCAサイクルを活用

ビジネスをする上では、まず最初に目標を立てると思います。

目標と言うのは、金額的なものであったり行動ベースのものであったりと様々ですが、目標がなければ行動するためのモチベーションにはつながりませんし方向が定まりません。

ですので、PDCAサイクルを使っていく前段階として目標を立てることが大切になります。

目標の立て方もいろいろと考え方があるようですが、ある程度具体的に目標を設定することが大切と言われています。

「1年後に月100万円を稼ぐ」とか「1日にブログを2記事書く」といったように、数値として表していくと行動につなげやすいです。

しかし、最初の段階から明確に目標を設定するのは難しいでしょう。

実際に月100万円稼げるようになるか分かりませんし、どのくらい行動すれば達成できるのかも分かりません。

そのため、最初の「Plan(プラン)」の段階では目標を細かくしすぎずに設定しておくのが良いです。

そして次の「Do(ドゥー)」に入っていきましょう。

結局、実行していかない事には前に進みません。

目標の立て方というものがセミナーなどでもありますし、明確に達成できるような目標を立てることは大切です。

ただそれ以上に大切になってくるのが「行動」なのです。

行動しない限りは何も前に進みませんからね。

行動したら、その結果についてしっかりと「Check(チェック)」して検証していきます。

行動だけ行っていけば良いかというとそうではなく、行動したことを振り返って分析・検証していくことが大切になってきます。

そして分析・検証した結果を次の行動に反映させていくのです。

PDCAサイクルは螺旋状に回していく

「PDCAサイクル」と聞くと、円をグルグルと回していくイメージがあるかもしれませんが、円を回すだけだと同じところをグルグル回ってしまいます。

しかし、本来の実践的な使い方というのは螺旋階段を上っていくように、円が同じところに返っていくいくのではなく、昇華されてより洗練されていくようなイメージなのです。

同じところをグルグル回るだけでは結果は変わりませんからね。

そうならないために「Check(チェック)」することで軌道を修正して、「Act(行動)」で修正した方向に進んでいくのです。

ビジネスで成功する人と言うのは、PDCAサイクルを回すスピードが速い人のことを指します。

そこにはPDCAサイクルをどう回していくか、というよりも「どんどん回していく」方に注力されていきます。

結論として、PDCAサイクルの正しい使い方というのは、「実践しまくる」ということに尽きます。

正しい使い方という方法論にこだわるのではなく、「仮説⇒検証」の作業をどんどん繰り返していくことを意識していくことがPDCAサイクルを上手に活用する方法ですので、どんどん行動をしていきましょう。

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